賃貸経営の維持管理には様々なコストがかかります。その多くを占めるのは修繕費かと思いますが、毎月継続的に発生する清掃費も年間にするとそれなりのコスト負担になります。
入居者様には永く、気持ちよく暮らしていただきたい。けれども、抑えられるコストはできるかぎり抑えたい。このようなオーナー様、管理会社様の声を数多く聞いてまいりました。
私ども清掃会社としても、コスト意識を持ち、ムダなコストを清掃単価に反映しないよう常日頃努力していく必要性を感じております。
良いサービスをお求めやすい価格でご提供し、オーナー様、管理会社様に私どもの存在を認めてもらいたい。賃貸住宅の共用部清掃を専門にし、この分野(業界)の底上げを図っていきたいと考える私どもの願いです。
清掃にかかるコストを削減するには、まず「時間のコスト」を削減することだと考えております。
そのためには「ムダな清掃」を省き、清掃時間・清掃内容のスリム化をしていくことです。
毎週毎週当たり前のように同じ掃除を繰り返しているが、果たしてこのやり方が本当にベストな方法なのか?
それほど汚れていないのに毎回同じところを掃除する必要があるのだろうか?
定期清掃の目的は必ずしも「時間をかけること」「決められた清掃内容を忠実に守ること」ではありません。
私たちは、「いかに掃除をしていくか」を常に考え、巡回清掃に取り組んでおります。
「ムダな清掃=ムダな経費」をなくし、できるかぎりリーズナブルな価格で定期清掃をご提供できるよう努力しております。
全清掃物件をエリア分けし、それぞれの物件を最短距離で結ぶ(ルート化)ことで、ムダな移動を最大限までカットしています。移動時間もコストを膨らませる重要な要素ですから、ルート設計にシビアに取り組んでおります。
出張エリアを拡大しすぎることで生じるのが、移動コストの他に、燃料費や高速(有料)道路代の増加です。これらの諸費用がお客様にお支払いただく清掃代金に転嫁することがないよう出張エリアを狭く限定しております。
作業車として軽自動車を採用することで車両にかかわる様々なコストを削減しています。近隣の巡回にはバイクも使用。車載する清掃道具・資器材も厳選し、「探す・取り出す」ことに必要以上の時間がかからないよう工夫しております
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作業の手順が悪いと余計に時間がかかるばかりか作業のムラ(清掃もれ)も発生します。清掃道具を吟味し、効率のよい作業方法・流れを確立することで、独自の作業効率化を図っております。(具体的なノウハウは『全国賃貸住宅新聞』紙上での連載「道具で変わる! 効率アップ清掃術」でも公開しています)
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作業にかける時間は「素人の2分の1で」を目標に、手早くテキパキ作業することを心がけています。スピードアップを心がけ時間短縮にこだわることで、作業への集中度も自然と高まり、清掃の質もアップします。
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